くちびるにはなうた
2006年4月〜求人誌「週間FREE」誌上で連載中
毒も花もある日々のうた
これまでしてきた仕事や、今の仕事やくらしについて書いています
2007年 9月3日
くちびるにはなうたーvol.69 「写真」 |
恵比寿にある現代写真美術館に行って来た。学芸員が所蔵作品の中から厳選したという写真が展示されていた。有名らしき写真家たちの写真、テーマは「会話する人たち」「死」「いのち」など。ふむ。今日はこの日の雑感を書きます。 ♪「たまにある」 自転車こいで うしろに走る人の息 しばらくずーっと同じ音 |
2007年 9月10日
くちびるにはなうたーvol.70 「台風の夜」 |
9月7日の明け方、大きな台風が上陸しました。大荒れの前日6日は、楽しみにしていたライブの日。石塚明由子さんというシンガーと一緒に作るイベントの3回目でした。この日の会場である中目黒の「楽や」というお店は、ステージの後ろがガラス張りになっていて外が見える環境。。窓の外には公園の木が見えます。こ の日の楽やは、嵐がわかりやすくステージの後ろにある、という状況でした。お客さんは、荒れ狂う木々を背景に、バラードを聞いたりしていたわけです。そう。お客さんが来てくれたのです!半分以上の人々からキャンセルの連絡が入る中、帰れなくなるかもしれないこの夜に集まってくれた人々には、妙な団結力が生まれていた ような。緊急時に偶然居合わせてしまったような。何かあっても他の人がいれば大丈夫、というような。そしてみんなで歌ったりして。変な夜だったなあ。 |
2007年 9月17日
くちびるにはなうたーvol.71 「はじめての礼拝」 |
友人は趣味で長年ヴァイオリンを弾いていますが、教会でオルガンも弾いているとのこと。彼がどんなオルガンを弾いているのか聞きたくて、葛飾区の小さな教会に一緒に行ってみることにしました。至ってラフな格好。ジーパンにTシャツ、髪をふさふさ立てて、足踏みオルガンの前に座った彼は少々緊張気味。礼拝が始まると、私は友人の奥さんの隣りで、見よう見まねで聖書を広げ、歌い、跪いてお祈りをしました。練習不足を嘆いていた友人のオルガンは、とても美しい音で教会の大切な時間を埋めていきました。見ず知らずの人と一緒に初めて歌った歌は、古く小さな木の教会の天井で、オルガンと一緒にやんわりと響いていました。 ♪「足踏みオルガン」 はじめて弾いた鍵盤は 足で送った透明な 指で押したら |
2007年 9月24日
くちびるにはなうたーvol.72 「小笠原前夜」 |
いつもこの欄の文字は小さくて、読みにくいなあ。と思われている方が多いでしょう。ごめんなさい。これでもいつもはじめに書いたものを1/3くらい減らしているのです。削りきれずまた多いなあ、と思いながら送る原稿。少ない言葉で情景がぱーっと広がるような文章を書きたいなあ。 ♪「島へ行く準備」 まず水着 別冊カドカワ かばんをひとつ |
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