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やっと梅雨が明けました。毎日ものすごく暑くて湿っぽい。体がさらっとしているのはシャワーを浴びたあと30分くらいで、あとは一日中べとついています。汗をかいていると生きている感じがして、気分がいい。みなさん、お元気ですか？私の方は海やプールや祭りの誘惑に負けながら、制作やライブや音楽療法をする日々です。７曲のミックスを終えて、夏のライブ２回を終えました。７月２５日、葉山の森戸海岸「オアシス」で開かれたぴーすけ祭りは素晴らしかったです。パーカッショニストＰすけさんの、友人やサポートするミュージシャンを集めてのお祭り。午後３時から夜９時まで、Ｐすけさんは演奏しっぱなしで、歌の人たちが代わる代わる登場しました。森戸海岸を目の前に、海風と森戸神社の静かな気配を感じながら、時間を忘れる幸せ。ぴーすけさんが愛する土地や人や雰囲気をみんなで共有するという、発信のわかりやすさを、素直に喜べた夜でした。私的にもっともテンションが上がった瞬間は。ずっと聞きたかった、ぴーすけさんがサポートをするCARAVANというシンガーソングライターが演奏するのを、焼きそばを食べながら揺れながら見ていて、後ろには波の音が聞こえていた、その時。生きている感じ。すべてをわすれる感じ。夏はいいね。Ｐすけさんに感謝。ピース。

♪「ぽたぽた」

ぽたぽた
ぽたぽた
たたたたた

エアコンかけると
音がする
水滴が落ちる
室外機
この水どっからくるのです？

ぽたぽた
たたたた
たたたたた

６月から録音してきた音源が７曲になり、６曲をひと区切りのデモとしてまとめました。これからいろいろな人に聞いてもらう時期です。てくてくと独り立ちして歩き出してくれるといいなあ、音楽たち。がんばれ。みんなのところにたどり着くように。
４月に引っ越しをしました。そのとき、自分がどんなものをどれだけ持っているか、改めて確認しました。ものすごい量。楽器、パソコン、台所用品、ＣＤ、ＭＤ、紙や本。洋服は多くはないものの、自分の荷物に押しつぶされそうでした。「こんなにいらない。」荷物が出されて雑然とした部屋を眺めながら思いました。ものを捨てよう、それで買わない。本を段ボール４箱、book offへ。憧れて憧れて買ったウーリッツアーというヴィンテージ・キーボードも売りました。紙やＭＤの再利用を始めました。今している仕事は今持っているものでほとんど賄えることがわかりました。音楽は何にもなくたって作れるんだし。生きるために必要なものはどのくらいあるんだろう？ものが古くなって使えなくなる限界ってどこなんだろう？引っ越してからも部屋にあるものたちをしみじみと眺める癖がつきました。眺めていると必ずクモが視界に入ります。この家にはクモがたくさんいるのです。クモは何にも持ってないよね。悪い虫を食べてくれるだけ。感謝。

♪「合唱」

盆がすぎ
せみしぐれ
すこしだけ
あきの虫

重なると
うつくしい
すこしだけ
もの悲しい